独フリードバーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 高速・大フォーマットの3Dプリンターとオンデマンドパーツサービスを産業顧客と商業顧客に提供する一流企業のフォクセルジェット(NYSE: VJET)(「当社」または「フォクセルジェット」)は本日、当社の新しい高速焼結(HSS)プロセスを基盤とする初の3D印刷システムのリリースについて発表しました。ドイツのフランクフルトで2017年11月に開催されるフォームネクスト見本市での発表を計画しています。当社の材料セットではこれまでツーリングアプリケーションとパターン形成アプリケーションに傾注してきましたが、フォクセルジェットはHSSによって最終用途製品を直接製造できる能力を手にすることで、熱可塑性樹脂市場へ参入していきます。
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http://www.businesswire.com/news/home/20170906005851/en/
HSS部品のサンプル
あらゆる種類のプラスチックアプリケーションに使用可能
フォクセルジェットの現行ソリューションポートフォリオに加え、新たなHSSプロセスによって選択的レーザー焼結、マルチジェットフュージョン、射出成形と同様の特性と質で部品印刷が可能となります。ブラケット、ハウジング、その他の最終用途向け機能部品など、完全に機能的な多用途の試作品を製造可能です。優れた表面品質、鋭くくっきりとしたエッジに加え、細部まで忠実な解像度を備えることで、HSS部品は自動車、産業用装置、さらに消費財における機能的アプリケーションに直接使用できます。
HSSの基礎はフォクセルジェットの中核技術であるバインダージェットと同じものです。フォクセルジェットのHSSは、樹脂粉末のレイヤーに赤外線吸収インクを選択的に噴射することで機能します。各レイヤーを赤外線にさらすと、樹脂粉末が融けて、装置から直接に機能的プラスチック部品として生成されます。
HSSプロセスの説明
フォクセルジェットの最高経営責任者(CEO)を務めるインゴ・エデラー博士は、次のようにコメントしています。「当社の新しい高速焼結プロセスはまず、当社のVX200プラットフォームにてリリースします。プロセスとマシンパラメーターに関してはいずれもお客さまが各社の特定ニーズに合わせることができるため、当社は優れた柔軟性をお客さまに提供できることを非常にうれしく思います。当社はお客さまがフォクセルジェットから多様な試験/検証サービスを選択できるよう、オープンソースマテリアルのオプションを提供します。当社の新しいモジュール式印刷ソフトウエアをフルアクセスの開発キットとして提供可能であり、これによりカスタマイズの選択肢がさらに拡大します。エラストマーなど3D印刷可能な熱可塑性材料を種々入手して適用できるため、本製品ラインは材料供給業者、大学、その他の機関にとって好都合です。」
販売・マーケティング担当ディレクターのクリスチャン・トレガーは、次のように述べています。「フォクセルジェットの産業用プリンターにより、印刷対象が何であれ、一貫したレイヤー印刷時間で高品質の印刷解像度が実現します。当社製プリントヘッドは印刷幅が広いため、今後はより大型のプラットフォームで印刷速度を向上できる可能性が高いとみています。これにより本プロセスはその他の積層造形プロセスと比べてかなり生産性が高くなっています。」
広い印刷幅のプリントヘッドと選択的レーザー焼結(SLS)で使用されるレーザービームの比較
フォクセルジェットについて
フォクセルジェットは産業・商業分野の顧客に、高速・大型3Dプリンターとオンデマンド部品サービスを提供する大手企業です。当社の3Dプリンターは粉末結合と付加製造技術を採用し、粒状物質と独自の化学結合剤から成る、さまざまな材料セットの部品を生産しています。当社は自動車、航空宇宙、映画、エンターテインメント、芸術、建築、エンジニアリング、消費者向け製品市場でサービスを提供する産業・商業分野の顧客を対象に、3Dプリンターとオンデマンドの部品サービスを提供しています。詳細情報についてはhttps://www.voxeljet.com/company/news/voxeljet-introduces-high-speed-sintering/をご覧ください。
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