ダイアログ・セミコンダクター:エナジスの無線遠隔充電技術がFCC認定を取得し、ダイアログ・セミコンダクターのシステムチップセットソリューションの完全なロードマップが実現へ

FCC認定により無線ワイヤレス充電技術WattUp(R)が実証され、ダイアログのチップセットが量産に向けて加速

ロンドン--()--(ビジネスワイヤ) -- 高集積の電源管理、AC/DC電力変換、充電、Bluetooth(R)低消費電力技術を提供し、エナジス・コーポレーション(Energous Corporation、NASDAQ:WATT)のWattUp(R)向け集積回路(IC)を独占的に供給しているダイアログ・セミコンダクター(XETRA: DLG)は本日、完全なエンドツーエンドの生産準備が整ったWattUp向けICのロードマップ実現に拍車がかかったと発表しました。これは連邦通信委員会(FCC)から、エナジスのWattUp対応中距離送電機のリファレンスデザインが認証を取得したことが、直接的に貢献しました。この認証取得は、無線充電業界にとって大きな前進を意味しています。ICシステムのロードマップ全体の完成により、スマートフォン、ウエアラブル製品、ヒアラブル製品など、消費者が多くのポータブル電子機器やモノのインターネット(IoT)機器を充電する方法を根本的に変える道が拓かれました。

「ごく最近、当社のWattUp対応中距離送電機がFCCから認定を受けました。この技術を実現するためにダイアログのような大手半導体メーカーと提携できたことは、エナジスにとって市場で大きな強みとなっています。これは無線充電業界の前進を加速できる素晴らしい機会です。」

ダイアログはすでに、世界初のWattUp無線送電機向けシステムオンチップ(SoC)の「DA4100」を、最初のWattUp対応RF/DC受信機向けICである「DA2200」および「DA2210」と共に首尾よくリリースし、顧客にサンプル出荷を行っています。これらのチップは、RFベースの近距離(接触ベース)無線充電を可能にするだけでなく、この度認証を受けた無線遠隔ワイヤレス充電システムの基盤となるものです。このためダイアログは、WattUpチップセットの認定取得における次の段階を加速させるべく、遠隔送電機システムを完成させるために必要なビームフォーミングIC「DA1210」と、電力増幅器(PA)IC「DA3210」を追加します。

FCCは最近、認定について発表しましたが、FCC規則Part 18の条件下で動作して、離れた場所から無線充電ができる機器に対して認定が付与されたのは初めてです。これまで、ほかの遠隔充電機がFCC規則Part 15に基づいて認可されていますが、FCC規則Part 18は、Part 15よりも高出力での運転を認めています。

ダイアログ・セミコンダクターの企業開発・戦略担当シニアバイスプレジデントのマーク・ティンダルは、次のように述べています。「FCCからの画期的な認証取得により、戦略的投資企業、そしてエナジスのWattUp技術を世界で独占的に供給する企業としてのダイアログの立場が、ますます強固なものになりました。完全なシステムチップセットが提供可能になったことで、遠隔無線充電が現実のものとなり、無線充電2.0の時代が到来したことを証明しています。」

エナジスのStephen R. Rizzone社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「ごく最近、当社のWattUp対応中距離送電機がFCCから認定を受けました。この技術を実現するためにダイアログのような大手半導体メーカーと提携できたことは、エナジスにとって市場で大きな強みとなっています。これは無線充電業界の前進を加速できる素晴らしい機会です。」

ダイアログは当四半期より、一流ビームフォーミングICのDA1210と、DA3210 PAを主要顧客にサンプル出荷し、近距離および遠隔無線充電のための完全なシステムソリューションの提供に取り組みます。これはさまざまなWattUp向けICを、ダイアログの補完的なSmartBond(TM) Bluetooth(R)低消費電力技術や、AC/DCチップ、電力管理チップと組み合わせ、最適化された送電機/受信機ソリューションを開発することで実現させます。さらにダイアログはエナジスと共同で、スマートフォンやその他の消費向け機器を充電するのに十分な電力を供給できるよう、高効率GaN ICを使用したWattUp高出力近距離システムの商用化に取り組みます。

ダイアログは、2018年1月9~12日にラスベガスで開催されるCESで、チップロードマップに加わった最新製品など、エナジスの最新のWattUp技術を実演します。ベネチアン・ホテルのプライベート・デモ・スイートまでお越しください。

留意事項

Dialog、Dialogのロゴ、SmartBondは、ダイアログ・セミコンダクターもしくは当社子会社の商標です。その他すべての製品名やサービス名は、それぞれの所有者の財産です。(c) Copyright 2018 Dialog Semiconductor All rights reserved.

ダイアログ・セミコンダクターについて

ダイアログ・セミコンダクターはモバイル機器やモノのインターネットに優れた機能をもたらす集積回路(IC)を提供する一流企業です。ダイアログのソリューションは今日の主要なモバイル機器の一部にとって必須となっており、また移動中の業務効率や生産性を向上させるための実現要素でもあります。スマートフォンの電源効率向上や充電時間短縮、場所を問わない家電製品の制御から、次世代のウエアラブルデバイスの接続に至るまで、ダイアログの数十年にわたる経験と世界レベルの革新は、メーカーが次なるものに到達するための助けとなっています。

ダイアログはファブレスのビジネスモデルで活動し、また社会的責任のある雇用者として、従業員やコミュニティーその他の利害関係者、当社が活動する環境のために、多くのプログラムを追求しています。ダイアログ・セミコンダクターはロンドンに本社を置き、世界規模で販売、研究開発、マーケティングの組織を持っています。2016年、当社は約11億9800万ドルを売り上げ、株式公開の半導体企業として欧州で最も急成長中の1社でした。当社は現在、世界で約2050の従業員を擁しています。当社はフランクフルト証券取引所に上場しており(FWB: DLG)(規制市場、プライムスタンダード、ISIN GB0059822006)、ドイツのTecDax指数の構成銘柄となっています。

詳細については、www.dialog-semiconductor.comをご覧ください。

エナジス・コーポレーションについて

エナジス・コーポレーションは、無線充電技術WattUp(R)の開発企業です。この受賞歴がある技術は、消費者や業界が家庭や職場、車中などで電子機器を充電する方法を変革します。WattUpは無線周波数(RF)ベースの革命的な充電ソリューションで、WiFiルーターと同様に、電力をインテリジェントかつ拡張可能な方法で届けます。WattUpは、離れた場所から範囲内にあるデバイスを充電できるというという点で、旧来の無線充電システムとは異なります。このためユーザーはケーブルから解放され、デバイスを充電器につなぐのを覚えておく必要がなくなります。詳細については、Energous.comをご覧ください。

詳細については、www.energous.comをご覧ください。

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その他の資料:

画像:http://newsfeed2.eqs.com/dialog-semiconductor/643387.html

キャプション:業界初の無線充電2.0 ICソリューション

言語:   英語
社名および所在地:   ダイアログ・セミコンダクター
    Tower Bridge House, St. Katharine's Way
    E1W 1AA London
    United Kingdom
電話:   +49 7021 805-412
ファクス:   +49 7021 805-200
電子メール:  

jose.cano@diasemi.com

ホームページ:  

www.dialog-semiconductor.com

ISIN:   GB0059822006
WKN:   927200
参加株価指数:   TecDAX
上場の証券取引所:   フランクフルト証券取引所の規制市場(プライムスタンダード)、規制非公式市場(ベルリン、デュッセルドルフ、ハンブルグ、ハノーバー、ミュンヘン、シュツットガルト、トレードゲートの各取引所)

原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20180108006144/en/

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